社畜卒業目前につき、これまでの社畜っぷりを振り返ってみました。
【BL①社】
ブラック度:★☆☆☆☆
ファミリー:父(社長)、長男(専務)、次男(次長)
キツかったところ:
20年近く1人で事務を取り仕切ってこられていた事務員さんが未経験の専門部署に異動させられ、新入社員の18の小娘1人が引き継がなければいけなかったこと。小娘を入社させるためにデキる人を追い出したと言われたこともあった。(なお、ご本人は新しいことを覚えるのが楽しいとおっしゃられていた本当にデキる方だった)女性のみ30人程度で構成された部署があり、どこの派閥にも属さなかったので風当たりがキツかった。
良かったところ:
Windows、Word、Excelに初めて触れて習得できた。大きい労働組合があって熱心に活動されていたので、賃金交渉などしっかり反映されていた。
【BL②社】
ブラック度:★★☆☆☆
ファミリー:娘(社長)、実母(所属しているわけではないがしょっちゅう来て仕切る)
キツかったところ:
お母様(飲み屋のママさん)がお客様から儲け話を持ちかけられ娘さんを社長に据えて開業。世間の流行りに乗って儲けようと二番煎じ、三番煎じの中身カスカスのいい加減な経営だった。
良かったところ:
お母様がアドバイザーとして連れてきた老紳士S社長の講義がとてもおもしろくて勉強になった数日間だった。「私ならアナタに経営を仕切らせるね」と生まれて初めて仕事っぷりを認められた。最後に会った時に「アナタは学ぶことを止めてはいけない人だよ」と言われた言葉が今でもずっと残っている。
【BL③社】
ブラック度:★★★★★
ファミリー:母(社長)、息子(部長)、嫁(経理)
キツかったところ:
完全なる新人いじめ体質が根深かった。社長が一目置いている御局様の機嫌が悪いと全員から新人にイライラがぶつけられる。孫請けだったため仕事量がとにかく多いし納期が全部タイト。無理な納期でも全部受けてくる。毎日終電。さらに人生で初めての完徹を経験する。しかも次の日、元請けを通してお客様から指名で出向依頼があったが元請けには内緒で受けている仕事での徹夜だったため、徹夜した事実を隠して出向するように指令が出た。もちろん意識はほぼ無くまともに機能していなかったのでお客様には申し訳なかった。在籍中ボーナスが出たのが1回で金額も2万くらいだった。社長のポケットマネーから出したからありがたく思えと言われた。ちなみに基本残業代はつかない。たまに数千円はつくことがあったかもしれないが、計算がいつも謎だった。
良かったところ:
ここでOfficeソフトを使いこなせるようになった。新人いじめは御局様が元凶だと分かっていたのであえてご機嫌をとったり合わせたりしないようにしていたら逆に気に入られて出向のバディに使命され、それなりに上手くにやれていたと思う。自分より後に入社した人には率先してフォローしていたので新人いじめの流れはなくなり、便乗していじめをしていた人たちは退職していった。人の気持ちを細かく観察する目が養われたと思う。
黒歴史を振り返っていたらどんどんエピソード出てきて、まさかの2部構成に(笑)
後編へつづく…
もし、同じような経験をされた方がいらっしゃいましたら、ぜひお話聞かせていただきたいです。
うちの会社の方がブラックだよ!という方も是非 → 通信簿をつける